ヒザの痛みでお悩みの方に
病院でのレントゲン検査で「すり減っている」「変形している」「骨と骨の間が狭くなっている」「老化」と診断されたと言われる方が多くいらっしゃいます。
そもそもヒザは、どこが悪くて痛みを出しているのでしょうか?
基本的に、人間の関節の中には神経はありません。すり減っていようが、変形して狭くなっていようが関節の中の痛みは感じる事はありません。老化であれば誰の身にも起こり進んでいきますので365日24時間痛むはずです。
当院での治療
ヒザの痛みの治療
変形性膝関節症や、ヒザで痛みを訴える患者さんのほとんどはヒザ周りの筋肉(内側広筋・外側広筋・大腿四頭筋)が落ちています。
『運動していますか?』と訪ねると『歩いています』とおっしゃる方がいますが、筋肉が落ち痛みがある状態では、歩き方も痛みをかばうよう筋肉も関節も最小限に使う歩き方となり、長時間歩く事もできません。ヒザの筋肉トレーニングとしてはあまり効果は期待できません。
この場合、痛みが増すばかりのため、まずは痛みを取る治療を行っていきます。
関節に可動をつけて、ヒザ周りの筋肉(内側広筋・外側広筋・大腿四頭筋)に「EMS(筋肉を鍛える電気)」と一緒に「極超音波治療」で痛みを取っていきます。
治療の後に、伸縮性のあるテープを筋肉に沿って貼り痛みを和らげる「キネシオテーピング療法」でヒザを安定させます。